あとでカン蛙は腕を組んで考へました。桔梗色の夕暗の中です。しばらくしばらくたってからやっと「ギッギッ」と二声ばかり鳴きました。
地球を一つの生命体と考える。その生命体から人間を見る。人間はどのように見えるのか?・・・医者がいたら何をするか?そのウイルスを除去する。
2021年2月5日金曜日
『銀河鉄道の夜』宮沢賢治
|
ジョバンニは思わず窓からからだを半分出してそっちを見あげました。美しい美しい桔梗いろのがらんとした空の下を実に何万という小さな鳥どもが幾組も幾組もめいめいせわしくせわしく鳴いて通って行くのでした。
2021年2月4日木曜日
『ガドルフの百合』宮沢賢治
美しい百合の憤りは頂点に達し、灼熱の花弁は雪よりも厳めしく、ガドルフはその凛と張る音さえ聴いたと思いました。暗が来たと思う間もなく、また稲妻が向うのぎざぎざの雲から、北斎の山下白雨のように赤く這って来て、触れない光の手をもって、百合を擦めて過ぎました。
2021年2月3日水曜日
登録:
投稿 (Atom)



