夜は中庭の籐椅子に寝て星と雲の往来を眺めていると時々流星が飛ぶ。雲が急いだり、立止まったり、消えるかと思うとまた現われる。大きな蛾がいくつとなくとんで来て垣根の烏瓜(からすうり)の花をせせる。やはり夜の神秘な感じは夏の夜に尽きるようである。
地球を一つの生命体と考える。その生命体から人間を見る。人間はどのように見えるのか?・・・医者がいたら何をするか?そのウイルスを除去する。
2021年2月5日金曜日
『夏』寺田寅彦
夜は中庭の籐椅子に寝て星と雲の往来を眺めていると時々流星が飛ぶ。雲が急いだり、立止まったり、消えるかと思うとまた現われる。大きな蛾がいくつとなくとんで来て垣根の烏瓜(からすうり)の花をせせる。やはり夜の神秘な感じは夏の夜に尽きるようである。
2021年2月3日水曜日
『藤の実』寺田寅彦
人間がけがをしたり、遺失物をしたり、病気が
『路傍の草』寺田寅彦
雑草の内にはわれわれの栽培している五穀や野菜や観賞植物とよく似通ったものがはなはだ多い。もしこれらの雑草を特にかわいがって培養し教育して行ったら、何代かの後にはかえって現在の有用植物よりももっと有用なものができうる可能性はないものだろうか。
『病室の花』寺田寅彦
今こうしてただ病室をにぎわしてくれた花の事だけを書いてみると入院中の自分の生活のあらゆるものがこれで尽くされたような気がする。人が見たらなんでもないこの貧しい記録も自分にとってはあらゆる忘れがたい貴重な経験の総目次になるように思われる。
『球根』寺田寅彦
自分の内部の世界のすみからすみまでを照らし尽くすような気がしても、外の世界とちょっとでも接触する所には、もう無際限な永遠の
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